七五三 お宮参りの名所
七五三とはなどで説明しているように、全国各地での7歳未満の「不安定なもの」である子供の成長を祝う行事が、江戸時代に首都である江戸に集まって一般化したのが七五三。
地元の氏神さまにご報告をするのが基本ですが、それでも「流行りもの」が好きな江戸っ子には七五三のお宮参りで名所といわれる人気の神社が江戸時代からあったようです。
- 永田馬場山王宮(現在の東京都港区永田町日枝神社)
茅場町の御旅所(現在の中央区日本橋茅場町 智泉院 茅場町薬師)
神田明神
芝神明宮(東京都港区大門 増上寺のそば)
深川(富岡)八幡宮(東京都江東区富岡)
市谷八幡宮
赤坂氷川神社
湯島天満宮
浅草三社権現 - などに参詣する人が多かったようです。
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千歳あめ
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七五三でお宮参りをした際には、門前で祝い飴を買い、親類・縁者に配ったそうです。
千歳あめは年の数だけ袋に入れるとよいといわれ、長生きしてほしいという願いをこめて紅白の長い飴を鶴亀など長寿や縁起のいい絵柄を描いた袋に入れて振舞いました。 - 江戸時代は砂糖や飴も高級品。普段はなかなか口にできませんでした。
七五三の小さい子供に食べさせるためのものじゃなかったんですね。。。
Originally posted 2015-11-14 23:12:30.